「LED価格、3年以内急落」 [ニュース]

米電気自動車メーカー、テスラ・モーターズの株式公開を支援したシリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)会社、バンテージポイント・キャピタル・パートナーズのアラン・サルズマン最高経営責任者(CEO)は26日までにインタビューに応じ、発光ダイオード(LED)照明の価格が3年以内に急落するとの見通しを示した。  同CEOはLEDの価格は2015年までに90%下落する可能性があると予想。エネルギー効率に優れた照明への高まる需要に対応し、競争が激化することを理由に挙げた。  白熱電球の販売は欧州で段階的に禁止され、米国でもエネルギー効率政策に基づき12年に100ワットの白熱電球の販売が禁止される。LEDメーカーは年間400億ドル(約3兆2170億円)規模の世界の照明市場でシェアを高めていくとみられる。現在は電球メーカーの米複合企業大手ゼネラル・エレクトリック(GE)などがLEDを生産しているが、サルズマン氏によると、低コストLEDを開発している新興企業も市場シェアを得ていく見通しだ。  バンテージはクリーン技術企業32社に約7億5000万ドルを投資しており、うち4社はLED製品のメーカーだという。サルズマン氏は、5年以内に一般的な照明に占めるLEDの割合が現在の1%弱から50%強に拡大する可能性があると指摘した。(ブルームバーグ Andrew Herndon) http://bit.ly/lrDoXn
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