省エネのLED電球で本当に電気代を節約できるのか!? [記事]

初期費用はかかるが驚異の維持費と寿命を誇るLED電球 LED電球は、白熱電球や蛍光灯型電球に比べてバカっ高い! 大きいサイズのE26の場合、最近は海外製のものが1000円代で手に入るまで値が下がったが、国産品となるとおよそ2000円。  「LED電球は女の子のパンツと一緒で、小さければ小さいほど高くなる」 という不思議な製品だ。その原因は第1話(関連記事)でも少し触れたとおり、小さい電球の中に電源回路を埋め込まなければならず技術的に難しいため。だから、E17タイプの小さい電球は国産品で3000円ほどする。しかし、モノによっては4000円以上するものまであるから、必ず値札をチェックすること!  そんなわけで、家の電球をLED電球に替えるとなると、かなりの初期投資がかかるが、消費電力が少なくなったことで電気代は確実に安くなる。ではいったい、何年間使えば元が取れるのかを計算してみよう。それを知るには、まず消費電力から調べてみる必要がある。 白熱電球・電球型蛍光灯・LED電球はどれだけ電力を消費するのか? さて「LED電球は省エネ」と言われているが、どのぐらい消費電力が少ないのかを調べてみることにしよう。比較対象とするのは、60W白熱電球と、60W相当の電球型蛍光灯、そして60W相当650ルーメンのLED電球だ。それそれの消費電力は、市販されている「ワットチェッカー」で調べた。この結果が冒頭の3枚の写真である。E26タイプの電球でしらべたが、E17タイプの小さい電球でもほぼ同じだ。 確かにLED電球は白熱電球に比べ、消費電力が87%も低くなっている。しかし注目してもらいたいのは、電球型蛍光灯もかなり消費電力が少なく、白熱電球に比べると80%の電力で同じ明るさを確保できるのだ。一方LED電球と電球型蛍光灯の消費電力を比べると、割合で見ればLED電球の方が64%省電力だが、その差はわずか4Wしかない。  つまり、電球型蛍光灯をLED電球に替えても劇的な省エネ効果はない。  これは重要なポイントだ。部屋の天井についている室内灯(シーリングライト)も、各社からLED式のものがリリースされているが、消費電力が大幅に少なくなるなんて宣伝文句はひとつもない。現在のLED電球で使われているパワーLEDは、30%が熱エネルギーとして失われてしまうので、消費電力が蛍光灯とさほど変わらないってことなのだ http://ascii.jp/elem/000/000/627/627754/
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