ショールームも充実のヤマギワよりLED照明の新製品が続々登場 [ショールーム]
いよいよ白熱灯と肩を並べて論じうるレベル……進化したLED照明の姿
まず、従来問題とされてきたLED照明の演色性と調光についてだが、白熱球に比べて難があるとされてきた諸点を積極的に克服してきたのが、yamagiwaのX-Seriesだ。
LED照明は一般的に、青色LEDに黄色の蛍光体を当てて白色電球の色を再現しており、これまで赤に弱いといわれてきた。しかしX-Seriesはそうした限界を克服している。高演色タイプで演色評価数がRa95以上、高出力タイプでもRa85以上を達成し、肌の色も自然だ。
また、粒状のLEDを複数個並べて照射するのではなく、ひとつにユニット化されたXICATO社のLEDモジュールから面で発光するため、影が複数できて不自然な感じになるいわゆる「マルチシャドウ」が生じないのも特筆される。
調光器との相性も向上。これまで、調光器と組み合せるとノイズが出るものもあったが、そうした限界も克服されてきて、使いやすくなった。むしろ、LEDは消費電力が低いゆえに、調光器に求められる容量じたいは少なくて済むというメリットもある。なお、ヤマギワでは、ルートロンでの調光を推奨している。
また、LED「だからこそ」できるひかりの世界というのもある。
たとえば、新製品のU-PENDANTは、LED光の直進性を活かし、1Wの粒6個を中央のフロストシェードと呼ぶアクリル板にあて、積極的にマルチシャドウを出して上方を演出、1個は下方へスポットライトとして照らすしくみ。今後は光量、光の直進性、スリムなデザインをむしろ活かして、こうした「新しい」あかりが生活空間にどんどん入ってくることが期待される。
http://www.stereosound.co.jp/htweb/topics/topicskiji/2011091417002524/
2011-09-15 06:25
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