商店街をLED化…富山 [導入事例]

JR富山駅北東に位置する奥田ビル商店街(富山市奥田寿町)が、来月上旬からアーケード(全長約300メートル)のすべての街路灯約280個を発光ダイオード(LED)に切り替える。電気代削減のほか、耐震工事の絡みで新テナントの募集ができない商店街の活性化のきっかけになるか期待されている。県商業まちづくり課によると、商店街の街路灯をLED化するのは、同商店街が県内初となる。  奥田ビル商店街は、市営住宅奥田団地の6階建て、5階建て2棟の1階部分にあり、現在、花屋や飲食店など約30店舗が軒を連ねる。しかし、商店主の高齢化や大型店舗の郊外出店などに押され、最盛期に40店舗以上あったテナントも減り続け、空き店舗が目立つ。  また、築約45年と老朽化した同団地は2009年3月、耐震強度不足から新規入居が市の判断で停止。耐震補強工事が完工するまでに6年程度かかる見込みで、「今のところ新テナント募集は行っていない」(市市営住宅課)状況だ。  LED化を発案したのは、同商店街のテナントで作る「協同組合奥田ビル商栄会」の内藤順治理事長(62)。「新規出店がないと新たな集客も難しい。年々、厳しくなる商店街の運営に危機感を感じていた」ためだ。  3月の東日本大震災の発生後、全国的に節電が求められたこともあり、LED化を組合員に提案。7月の理事会で導入が決定した。設置には約380万円かかるが、電気代は、現在の水銀灯の年間90万円から3分の1以下に抑えられる見込みで、テナントの負担も軽減される。内藤理事長は「厳しい中でも、奥田商店街は元気だよとPRしていきたい」と話す。  県によると、朝日町や富山市八尾町地区など県内3か所の商店街でもLED化が検討されている。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20110826-OYT8T00029.htm
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