LED電球、よく使われているのは廊下や階段、そしてトイレやリビング [ニュース]

マイボイスコムは2011年8月26日、自宅の照明とLED(発光ダイオード、LightEmittingDiode)電球に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、LED電球を自宅に使っている人は3割近くに達していることが分かった。導入家庭では、廊下や階段に使っている人がもっとも多く約1/3、次いでトイレ、リビングやダイニングの順となっている(【発表リリース】)。 今調査は2011年8月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2454人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代28%・40代32%・50歳以上28%。なおグラフに反映されている回答値は計測値に、2010年3月の住民基本台帳の性別・世代別人口構成比に合わせてウェイトバックが行われている。   【白熱電球から電球形蛍光ランプ、LED電球に交換……でも何か月で元が取れる!?】などで解説したが、LEDは白熱球・蛍光灯電球と比べて消費電力が小さく、長持ちする傾向にある。一方で導入単価が高い、商品によって品質がまちまち(昔と比べれば安定してきたが)、光の広がり具合の違いなどから、他の電球と比べて暗めに見える場合が多いなどの短所もある。   今調査母体に対し、自宅で使っている照明種類を尋ねたところ、蛍光灯利用者は9割近くに達しダントツのトップシェア、次いで白熱電球、LED電球と続く結果となった。LED電球導入家庭は3割に届かない。   3割足らずでしか無い「LED電球を使っている」という世帯において、気になるのは「どの部分の照明に使っているか」。使用世帯は他の家庭の様子が、未使用世帯では「どの部分に使うのだろうか」と好奇心がそそられるに違いない。そこで複数回答で導入している部屋を聞いた結果が次のグラフ。最多利用場所は「廊下・階段」でほぼ1/3の33.3%となった。   LED電球の特徴は消費電力が小さく、寿命が長いこと(=長期間交換しなくても済む)。そのため、明るさが(想定よりも多少)暗くてもあまり気にならない場所、そして比較的長時間明かりをつける場所、さらには高位置に配され、交換に難儀する場所が、LED電球には向いている。「廊下・階段」はもちろん「玄関、門灯、常夜灯」は点ける時間が長い場所でもあり、同時に必要以上の明るさは求められないこともあってか、LED電球にはうってつけの場所といえる。「洗面所」「トイレ」は点ける時間はさほど長くないものの、明るさにあまりこだわらないという点では納得がいく。   逆に十分な光量が求められる場所、例えば「キッチン」や「子供部屋」、そして「個室や寝室」などではLED電球は敬遠されがち。特に「キッチン」は明かりの具合で食品の色合いが多少異なって見える場合もある(特に赤系統色の見え方が劣る。参考論文【色の見え方を考慮したLED照明の分光分布、PDF】)ため、敬遠されているようだ。   LED電球が現状の白熱電球と、機能面まで含めて完全に代替しうる性能を持つまでには、今しばらくの技術研究開発の時間が必要となる(あるいはコペルニクス的発想として、代替したい要素を切り捨て、LED電球の長所でカバーするという考えもある)。まずは現行のLED電球でも十分代替しうる、そしてむしろメリットが多い部屋、場所に、積極的な導入を推し量りたいものだ。(情報提供:Garbagenews.com) http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0920&f=column_0920_036.shtml
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