富山の街灯LED化進む [導入事例]

電気代節約に効果 周辺を照らすLEDの街路灯(富山市内で)  富山市中心部で、同市が街路灯のLED(発光ダイオード)化を進めている。電気代が蛍光灯に比べ約3割抑えられ、寿命も蛍光灯の約4倍と長いことから維持管理に負担がかからないため。蛍光灯に比べて同じ電力でより明るいこともあり、市民にも好評だ。  市道路維持課によると、市内には計約4万8000の街路灯があり、電気代は年間で計約1億円かかる。北陸電力との契約上、街灯の多くはLEDに変更すると料金区分を一つ下げることができ、1灯につき1月あたり約60円の節約が可能になるという。  市は昨年度から、国の補助を受けて街灯の交換を開始。初年度は78灯をLED化し、今年度は補助金約4600万円を利用して市中心部の約1700灯の交換を進めている。完了すれば、電気代は年間約100万円節約できる計算だ。交換は校区ごとに行われており、既に約1200灯が終了した。  LEDが蛍光灯の寿命(平均2年半)の約4倍はもつとされることから、市では交換作業などにかかる人件費の削減も可能とみている。  唯一ともいえるデメリットはLED街灯の値段。20ワットの明るさの蛍光灯照明は約8000円だが、同じ明るさのLED照明は5倍の約4万円。このため、市は、国の補助が無くなる来年度以降は交換を見合わせる考えで、中心部以外のLED化の可能性は未知数だ。道路維持課は「防犯の観点などからも市民には好評だが、今の値段では、市内全域への導入は難しい」と話している。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111007-OYT8T00021.htm
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