イルミネーションも節電モード 太陽光蓄電、LED採用など知恵絞る [ニュース]

クリスマスが近づき、イルミネーションが街を彩る季節になってきたが、この冬は、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故の影響で全国的に電力不足が懸念されている。ホテルや商業施設では、太陽光発電を利用したり、消費電力が少ないLED(発光ダイオード)を採用したりするなど、知恵を絞っている。一部には「自粛」を求める声もあるが、かき入れ時でもあり、「日本全体を元気づけたい」と、実施に踏み切るところが多い。  グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)は、玉川大と共同で太陽光発電によるイルミネーションを開発した。敷地内の日本庭園で採用し、4日から点灯している。  日中に発電した電気を蓄えておき、夜間に利用する仕組み。発電量は日照時間に左右され、点灯時間は日によって異なり、天候によっては点灯できない日もあるという。それでも担当者は、「心を和ませることと、エコを両立させた」と話す。  太陽光などの自然エネルギーによる電力を購入し、イルミネーションに使用するのは、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)。さらにほぼすべてをLED照明に切り替え、環境と節電に配慮した。「こういう時だからこそ明るい気持ちになってほしい」と、20日から点灯を始める。  京急電鉄は、品川駅高輪口エリアの商業施設のイルミネーションで使うクリスマスツリーの電球をすべてLEDにし、17日から点灯を始めた。  夏場は冷房需要の高まる日中が電力需要のピークとなるが、冬場は照明が一斉に点灯される夕方がピーク。イルミネーションへの風当たりが強くなる懸念もあるが、年末商戦を盛り上げるには欠かせない。各社は、派手に光るイルミネーションではなく、温かみのある光で節電と集客を両立させたい考えだ。 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111119/biz11111922010004-n1.htm
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